寝ながら行えるベーシックなゆる体操の動画をご覧ください。

 

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くび・かた
頚椎の疾患はかなり危険な状態でも自覚症状のない方もおられますので遠慮せずに相談ください。原因不明のめまいや頭痛等の不調にも首の硬さの影響が指摘されており、姿勢も含めた正しいケアが必要です。 また肩があがらない方は四十肩だろうといって放っておくと固まってしまい、治療に難渋することがありますのでできるだけ早めにご相談ください。

 

手・うで・ひじ
手の機能は人間らしい生活の大前提です。手や肘の関節の痛みや変形、腱の問題等による不自由は、加齢や使いすぎた痛みとしてあきらめてしまいがちですが、まさに使い方次第で痛みや機能を改善できる可能性があります。手指を動かす筋肉の多くはうでにありますし、さらには肘や肩等とも連動します。つまり小手先でなくより体幹側からの運動と捉えることで今からでもよい手をそだてることが可能だということです。

 

腰・骨盤
腰痛は下肢の痺れや痛みの有無で大きく診療内容が変わります。必要に応じてMRIも含め脊椎専門医とも連携して対応いたします。しかし腰痛はMRIでも異常がないものが大半であり、どこかの損傷というよりも体幹の運動不良として捉えることで予防も含めた実効性ある対策が可能となります。また巷であふれる骨盤の歪みや背骨のズレといった根拠の怪しい情報への不安にも、医師として実際の正しい画像情報と合わせて運動科学的観点から解析いたします。

 

股関節・膝関節の症状
運動量の多い方に限らず、特に女性のほとんどはひざ関節が損傷していきますが、画像上の変化より先に痛みが出ることもあります。まず現状を正しく把握し、その脚をできるだけ大切に使って良い動きをするために、股関節も含めた正しい使い方の指導を徹底します。その上で変形や先天的な問題の強い方等には関節専門外来で手術の相談から術後の長期フォローまで時間をかけて対応します。

 

あし
あしは人の全てを支えています。捻挫や骨折等の外傷から、外反母趾、扁平足、巻きづめや魚の目、水虫まで多岐にわたる疾患があります。痛み対策をするだけでなく、靴やインソールから根本的な正しい立ち方の指導まで、本当に動ける体を目指します。

 

骨粗鬆症
人生のできるだけ最期まで自分の力で生きるために最も避けるべき疾患は、がんでも心疾患でもなく高齢になっての骨折、特に股関節と背骨の骨折です。当院では通常手や足の骨で行う骨量測定を腰椎や股関節で直接測定できる機器を導入し、最新の治療とその効果判定まで行います。ご高齢の方はもちろん、閉経前後の女性、外出や運動頻度の少ない方は特に一度ご自分のデータを理解しておかれる事をお勧めします。奈良市骨粗鬆症検診も当院でお受け頂けます。

 

捻挫、突き指、打撲、擦り傷、切り傷などの怪我
これらの外傷は、意外にも整形外科の専門です。近年レントゲンやエコー(超音波)等の機器と技術の進歩で、今までただの突き指や捻挫として見過ごされていた中に、小さな骨折、特に成長中のお子さんの骨折を発見できるようになりました。あまり痛みが強くなくても後々の機能に大きく影響するものもありますので遠慮なくご相談ください。