各診療部門についての紹介

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今より動けるからだを欲するすべての方

身体の痛みや不調の原因を、特定部位の損傷に求めるだけでなく皆さんの身体運動の質という面から多面的に捉え直すことにより、従前にはない新しい診療を試みております。子供達に健やかに育って欲しい、人生の最期まで自分の足で歩きたい、という多くの方々の願いに運動指導員による実践的な指導と合わせ、具体的な効果をもって皆さんの生きる力を支えたいと願っています。

膝や股関節に変形がある方

現代の関節外科学は、人工関節を中心に高度に発達し従来より遥かに安全で、長きにわたり皆さんの活動を支えることができるようになっています。当院では、白庭病院関節センターより関節外科専門医を招聘し、将来手術が必要になる可能性のある方に対して十分な時間をかけて最新知識をお伝えします。実際に手術をされる方には、執刀医自身により術前から術後長期のフォローアップが可能です。また院長診と連携し、できる限り手術を回避、待機する道も検討します。

くび、腰の痛み、手足のしびれがある方

脊椎の症状は多岐にわたります。MRIを駆使し経験豊富な専門医間の連携により、原因と手術適応を正しく判断することが必須です。当院では、専門の放射線科による画像診断をもとに、脊椎外科専門医が本当に手術が有用な方のみを厳選し、最新の最小侵襲手術をお勧めしています。院長診との連携で通常は手術を勧められている方にも、運動療法を中心に手術を回避できる可能性を最大限探していきます。

新しい運動療法を徹底指導します

皆さんが特殊な機器や過剰な薬剤にたよらずに、ご自分のからだをより深く理解しセルフケアできるように、院長自身が20年来実践して来た運動科学理論に基づく『ゆる体操』を指導しています。綿密に構成されたこの体操を専門指導員の元で正しく身に付けていただく事で、諸症状の改善だけでなく本質的な人間の体の奥深さに気づいていただければと思います。

装具、インソールについて

より良い動きのおおもととなる足のはたらきは、とても重要です。変形の強い方には専門の装具士による足底板の作成を、そうでない方には独仏のインソール、ルームシューズ、フットケア用品等をおすすめした上で姿勢や荷重位置の指導までを行います。